📌 【新豆入荷】100年の歴史と世界遺産の恵みが育む、新しいキリマンジャロ「コンゴニ農園」のご紹介
いつも当店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
定番のシングルオリジン「キリマンジャロ」が、これまでのシャー農園から、新しく**「オルディアニ地区 コンゴニ農園」**へとバトンタッチいたしました!
今回は、この新しい豆の背景にある素晴らしいストーリーと、当店こだわりの焙煎について詳しくご紹介します。
📜 1920年代から続く、100年の歴史を紡ぐ農園
コンゴニ農園の歴史は、1920年代にドイツ人移民がこの地で初めてコーヒー栽培を始めたころまで遡ります。
第二次世界大戦後、イギリス政府によって周辺の小さな農園が統合され、インド軍を退役した大佐によって「Kongoni(コンゴニ)農場」と名付けられました。
1960年代後半からは所有者が変わり、現在はインド系移民3代目のアガーワル一家が経営しています。現農園主のスニル氏はコーヒー生産に深い思い入れがあり、バイヤーの要望にも柔軟に耳を傾けて素晴らしいコーヒーを作り続けています。現場を率いるマネージャーのシド氏(Siddarth Patel氏)による行き届いた管理も含め、現地でも「今後ますます期待できる農園」として注目を集めています。
⛰️ 世界遺産「ンゴロンゴロ」の豊かな自然と丁寧な栽培
農園があるのは、有名なンゴロンゴロクレーターの斜部(オルデアニ山麓南東部)。
標高1,590~1,750mという高地に位置し、豊かな火山性土壌と豊富な降水量に恵まれた、高品質なコーヒー栽培に最適な環境です。
さらに、野生動物の楽園である「ンゴロンゴロ保護区」の森から流れる清らかな川の水を贅沢に引き込んで使用しています。
栽培面でも、牛糞をベースにした栄養たっぷりの有機肥料を使い、年間を通じて「マルチング(土壌を覆うこと)」を行うことで土壌の水分を優しくキープ。大自然の恵みに甘んじることなく、人の手で極めて丁寧に育てられています。
🧪 伝統の「ケント種」と、こだわりの精製・レスティング
こちらのコーヒーは、キリマンジャロの伝統的な品種である**「ケント種」。その中でも最高グレードの「AA規格」**です。
収穫されたチェリーは、パルパー(果肉除去機)を通した後、ドライ発酵を経て、水路できれいに水洗されます。その後、10〜11日ほどかけて「アフリカンベッド」と呼ばれる風通しの良い棚の上でじっくりと天日乾燥されます。
さらに乾燥後すぐに製品化するのではなく、涼しい貯蔵庫で「パーチメント(殻がついた状態)」のまましばらく寝かせる(レスティング)ことで、水分値を安定させ、味わいを落ち着かせてから出荷されています。
🔥 焙煎のこだわりと味わい
当店では、このコンゴニ農園が持つポテンシャルを最大限に引き出すため、**【浅めの中煎り】**で仕上げました。
口に含んだ瞬間に広がる、ジューシーで爽快な柑橘系の酸味。
そして、高地栽培ならではのコクのあるしっかりとしたボディ感が心地よく調和します。
丁寧な精製とレスティングが生み出す、クリーンで雑味のない、上品な甘みの余韻をぜひお楽しみください。
新しくなった当店のキリマンジャロ。
歴史と大自然のロマンを感じながら、贅沢なコーヒータイムをお過ごしください。
地域: オルデアニ山麓南東部(オルデアニ地区)
農園主: スニル・アガーワル氏
標高: 1,590–1,750m
品種: ケント種
規格: AA
精製: ウォッシュド(天日乾燥)